2014年春アニメ作品を中盤まで見た感想
アニメの話をします。
4月からスタートした今期のアニメも現在は大体6、7話を迎えたあたりで、1クールものなら折り返し地点。各サイトでは現在放送中の人気アニメランキングなどが上がっていました。
14年春アニメランキング:圧倒的な女性支持で「ハイキュー!!」首位 レコチョク調べ - MANTANWEB(まんたんウェブ)
2014年春アニメ作品TOP20のアンケート結果発表!それに対するフランスの反応はいかに!?|おたぽる
CHARAPEDIA 【アニメファン10000人に聞いた、今後の展開が楽しみな2014年春アニメ作品は?】
「春アニメ2014、何を見ていますか?」アンケート開始! すでに大混戦中 | アニメ!アニメ!
納得いくものもあればそれ低すぎない? というものもありますが、まぁランキングとはそういうものだと思います。記事を読んでいると自分も何か書きたくなってきたので、視聴中のアニメの印象を書いてみようと思いました。
その前に1つだけ気になるニュースがあったので触れておきます。
2014年春アニメのアニソンをピックアップ 人気声優のデビュー曲から、美しい世界観の洋楽まで - はてなニュース
春アニメは名曲揃い! アニソンライターが選ぶ必聴のOP&ED10曲+1 | ダ・ヴィンチニュース
誰も「彼女がフラグをおられたら」の主題歌、「クピドゥレビュー」を挙げていない!! ガッカリしました。
めっちゃいいと思うんですが……駄目ですかね。こんなに素晴らしいのに。自分だけでも良かったと主張していこうと思います。
クピドゥレビュー(初回限定盤)(DVD付)posted with amazlet at 14.05.20
1話が面白かったので視聴継続しているアニメ
滅茶苦茶面白いです。中学の時に初めて読んで、こんな面白い漫画があるのかとハマった原作厨ですが、それを差し引いても面白いと思います。
ノイタミナは基本的に1クール全11話のため、かなり駆け足気味のテンポで削られるシーン*1もありましたが、それでも見たかったところを拾ってくれていると思います。オリジナル要素に関しても、ドラゴンの彼女が出ると聞いた時は「は?」と首を傾げましたが見続けていくうちにこれはこれで悪くないと思いました。
原作では描かれなかった各キャラの掘り下げも好きです。6話ではキャプテン大田や真田、チャイナたちのクリスマスのエピソードが描かれてるのですが、チャイナの愛されっぷりといったらもう。あと江上。
アニメ化して欲しい(できれば湯浅監督で)けど無理だろうな(そもそも映画があったからそういうメディア展開はもうないだろう)とずっと思ってたところに、今回のアニメ化が発表された時は神に感謝しました。ありがとうノイタミナ。ありがとうコロ助の人。
とても面白いです。1期の放送はもう8年前になりますが、あの頃と変わらない雰囲気に感動しつつ観ています。
長濱監督を始めとするスタッフへの信頼感がとても大きいです。作画が凄い、美術が素晴らしい、音響が凝ってる等々良い点を挙げていけばキリがないですが、こんな文章を読むよりも本編を観てもらったほうが早いと思います。
週末の夜に暗い部屋でお酒を飲みながら見て、そのまま眠りにつきたくなります。
面白いです。1期に引き続いて観てます。穂乃果が生徒会長という幕開けは、夢オチだなと思っていたらそうじゃなかったのでビックリしました。
2期は2年生組以外のキャラクターをクローズアップするような話が多いと感じました。5話だと修学旅行に行っちゃいますし。凛ちゃんが好きな自分としては凛ちゃんメイン回があって良かったです。ひたむきに頑張る少女たちを観ているとアイドルを応援したくなる気持ちがわかります。画面は華やかだし映像はリッチだし音楽は素敵だし何も言うことがないです。
面白いです。放送前は全くのノーマークでしたが好きなアニメです。
設定を聞いた時は「博士の愛した数式」を連想しましたが、友達のことで一喜一憂する年頃の子が友達の記憶だけを失うなんて辛い話では……と思いきや長谷くんを始めとする、藤宮さんの周りの子がみんないい人達で安心しました。1週間ごとに友達の記憶を失うというのはいい意味で物語に緊張感をもたらしますが、それを徐々に克服して世界を広げていく藤宮さんを観ていると応援したくなります。
でもこれって藤宮さんが可愛いから話が成り立ってるけど、長谷くんが藤宮さんのこと何とも思わないような顔だったら……と我に返る時がありますが考えないことにしています。
面白いです。こちらも放送前はキャラデザの印象で見ることはないだろうなと思ってただけに嬉しい誤算です。
ブシロード作品に数多く出演されている声優さんが揃っているし、中身はカードゲームを扱ったホビーアニメだなと思っていたら、よくあるホビーアニメにツッコミを入れていく感じのメタアニメでした。わかりやすく言うとカブトボーグです。
正直一発ネタで終わると思ってたら意外と話が広がっていって見逃せません。10分アニメですし気楽に見られるのが大きいです。何よりこれがEテレで放送されていることに驚きました。いいのかNHK。
面白いです。1期に引き続いて観てます。
ジョジョは3部から読み始めた世代なので思い入れ的には1期の時よりもある感じです。早くあの名場面も観てみたいと思わせてくれる出来で、特に何も付け足すことがないくらい安心して観ています。スタッフへの信頼感がとても大きいです。
面白いです。バカアニメです。
落ち込むことがあってもこれを観るとあまりの馬鹿馬鹿しさに笑ってしまい元気が出てきます。これを「ハイスクールD×D」のスタッフが手がけていることを知って物凄く納得しました。中学生が考えたような設定やエロギミックを自分よりも年上のえらい大人たちが大真面目に作っていると思うと自分も頑張れます。
癒されます。安心と信頼のまんがタイムきららアニメです。
かわいいは正義と言わんばかりに画面いっぱいにかわいいが詰まってます。かわいいかわいい言ってる間に30分が終わります。内容がないと批判する人もいると思いますし、実際そうかもしれません。しかしかわいいというだけでここまで楽しんで見られるのであれば、個人的には何の問題もありません。
癒されます。
ゲームは未プレイですがアニメを観ているとここでチュートリアルかな、とか最初のクエストかな、といったあたりが想像できます。世界観はファンタジーですが魔王を倒しに行くとかそういう内容ではなく、辺境の小さな街で人の役に立とうとするエスカたちが仕事などを通して街の人と触れ合う様子が描かれていてほっこりします。そういう意味で言えばこれも日常アニメだなと思います。
面白いです。
これもファンタジーですが、異世界召喚ものと言ったほうがいいのかなと思います。チェスの時は頭にはてなが浮かんだりもしましたが、しりとりゲームの回はよく考えて作られているな〜と感心しました。自分の頭では解説を見て理解するのが精一杯でした。ストーリー自体はイマニティの救世主としてゲームに勝ちまくっていくという感じでシンプル。何よりキャラがいいです。空と白のさくら荘コンビもいいですが、ステフやジブリールも生き生きしてます。声優さんの力はすごいと思います。
面白いです。
最初はラノベラノベした設定のストーリーでついていくのがしんどそうだと思いましたが、延珠ちゃんが可愛いので見続けています。日高里菜さんの演じるロリキャラ素晴らしすぎる……。幼女がメインに描かれますが、幼女がボコボコにされたり疎まれたりといった設定はつらいものがあり、ガンスリンガー・ガールを思い出してしまいます。原作は未読ですが、ティナちゃんのように多くの幼女が救われる話になってほしいと思います。
面白いです。
フラグといったものがパロディに扱われだしたのは良いのか悪いのか、という思いもありますが「秋桜の空に」などのエロゲを送り出してきた竹井10日氏がこういう話を書くというのは色々感慨深いものがあります。
毎話のように新しいヒロインが追加されるので名前を覚えるだけでも一苦労ですが、どれも強烈なキャラクターなので見分けがつきます。しかもみんな主人公に甘い。シリアス成分もあるにはありますが、基本的にはコメディなので気楽に見れています。そして主題歌がいい。
面白いです。全然チェックしてませんでしたがいいと思います。
原作とは異なり第1話は物語の前日譚ということでしたが、これがとてもよく出来た導入部になっていてこの試みは正解だったと思います。ヒロインのニケの魅力がいっぱいに描かれていて、これからどういう展開を起こしていくんだろうというワクワク感をもたらしてくれます。観てない人はとりあえず1話だけでも観てほしいと思います。ニケとリビが惹かれ合っていく様子はニヤニヤして観てしまいます。おねショタでも一向に構いません。
ニケ役は最初横山智佐さんがナレーションからそのままやってるのかと勘違いしてしまいました。前田玲奈さんの声いいと思います。横山智佐さんと平野綾さんを足して2で割ったような感じの声みたいな感じです。歌も上手いし今後が楽しみです。
初回は面白かったです。
ゲーム廃人の七々々よりも主に天災ちゃん目当てで観ています。天災ちゃんかわいい。というかタイトルにもなっているのに七々々の見せ場があまりない……。裏方に徹したままで終わってしまうのか。主人公と思しき重護くんも家庭がらみで色々問題を抱えてそうですが、困ったことにあまり興味が惹かれないです。
今のところ最終回はどこに着地するのだろうという部分が気になってしまいます。絵が綺麗なので視聴継続しているという感じです。
1話の印象はそれほどでもなかったけど面白くなってきたアニメ
段々面白くなっています。
放送前に公開されていたPVがもう見るからに不穏な内容を予感させるもので、中身も実際そうでした。しかしバトルで負けた時のペナルティがあまりにも惨い。「まどか☆マギカ」とか「幻影ヲ駆ケル太陽」のような少女たちに辛い試練が降りかかるみたいなストーリーを想像していましたが、それよりもキツいんじゃないかと思える内容で今のところまだ希望が見えません。でも少女たちの行く末が気になって目が離せません。アキラッキーのキャラも凄くいいと思います。アキラッキー好きです。
唯一気になるのはこれがカードゲームの販促になっているのかどうかということですが、それは視聴者の心配する部分ではないなと思いました。
ハードSFだと思って観ていたらラブコメになっていた。な…何を言っているのか(ry という具合に面白くなっています。
フルCG作品の分野では「蒼き鋼のアルペジオ」が昨年ありましたが、この「シドニアの騎士」も同じくフルCG。技術も進歩したもので、ロボットは勿論人間も殆ど違和感なく見られます。星白可愛い。採尿で顔を赤らめたところなんか神がかっていたと思います。かと思えばあっさり重要なキャラがポンポン死んだり気が抜けず、緊張感が漂うアニメになっていると思います。SFだけど難しいこと考えなくても楽しんで見れますし、これも行く末が気になってしまいます。
段々面白くなっています。
設定を見た時は「ダンガンロンパ」かな? と思いましたが別に裁判とかやらないし標的は1人なので共通点は学園内で人を殺すことくらいでした。集められた暗殺者たちはそれぞれに事情を抱えていて殺しを行うのですが、毎話少女たちのドラマが描かれていて切なくなったりします。まぁ快楽殺人者もいますが。ホントに暗殺者か? と思いたくなるくらいポカをやらかす兎角さんのポンコツっぷりがいいし、ヒロインヒロインした晴もかわいいです。これは兎角さんも守りたくなる。
しかしこのアニメは眼鏡っ娘に対して厳しすぎると思います。
面白くなっています。律ちゃんが可愛いので観ています。
下宿先に一目惚れした学校の先輩がいて、一つ屋根の下でラブなコメを展開する(でも他の住人は全員変人)という、身も蓋もない言い方をすれば「めぞん一刻」ですが、距離が近くなっていく若者たちを観てニヤニヤしています。普段無表情な律ちゃんがふと見せる笑顔とか上目遣いの顔とか破壊力が高すぎて健全な思春期の男子でなくてもやばいです。可愛いです。
面白くなっています。
舞台が「戦争が終わった後」というところがいいです。榊一郎氏の小説のアニメ化といえば昨年「アウトブレイク・カンパニー」がありましたが、王道を行かず一捻りあるファンタジーなのが氏らしいと思います。チャイカは片言で何だこの子!? という目で見ていましたが、チャイカの目的が明らかになるとストーリーがグッと見やすくなりましたし、段々この片言にハマってきました。「うい」とか「肯定」いいと思います。
可愛すぎる片言に中毒者続出!『棺姫のチャイカ』の“チャイカわいい”セリフ集 | ダ・ヴィンチニュース
紅チャイカも登場し、いい感じにミステリアスな要素が出てきて目が離せなくなってきました。2期もあるそうですが観るつもりです。
百合アニメ枠
前期は「桜Trick」がありましたが、今期もいい感じに百合成分のあるアニメが多くて良いです。
- ラブライブ!第2期
1期に比べてにこまき多めな感じがします。勿論それ以外のカプも充実しててベネ。
2人の武器職人が1人の武器を取り合う。必然的に三角関係に、と思ってたら想像以上に百合百合したアニメだった。
ソフト百合の総本山まんがタイムきらら。
「世界中を敵に回しても君を守る」を地で行く兎角さんだけど守られているのは兎角さんのほうではと思えてきた。
「コミック百合姫」連載作だけどそこまで濃厚な辛みはなくソフト。4分で終わってしまうので物足りなさも。
以上です。
【関連】
http://kousyou.cc/archives/6325
「今期アニメ評価ランキング」の決定版ができたよーーーー!!!!!:ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
http://upatea.sakura.ne.jp/log/eid1335.html
*1:ペコがゲーセンに入り浸るシーン等々