「男の魂に火をつけろ!」のアニメベストテンに参加します

2014-10-31
 年末恒例のこの企画。映画に詳しくないので毎回楽しく見るだけだったんですが、今回はアニメ映画がテーマなので、これなら自分も参加できそうということで参加することにしました。

  1. 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年、庵野秀明監督)
  2. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツオトナ帝国の逆襲(2001年、原恵一監督)
  3. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年、庵野秀明総監督)
  4. 機動警察パトレイバー2 THE MOVIE(1993年、押井守監督)
  5. 劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語(2013年、新房昭之総監督)
  6. ルパン三世カリオストロの城(1979年、宮崎駿監督)
  7. 耳をすませば(1995年、近藤善文監督)
  8. 涼宮ハルヒの消失(2010年、石原立也総監督)
  9. 時をかける少女(2006年、細田守監督)
  10. パーフェクトブルー(1998年、今 敏監督)


 ベタすぎるラインナップになってしまった。でも、

「こんなの選んだらバカだと思われる」「好きな映画じゃないけどアニメ史を語る上でこれは外せない」など、不純なことは考えない方が楽しく選べます。

 とワッシュさんも書かれてたし、これは見とくべきみたいに変に色気出すより何度も何度も何度も見返すくらい思い入れのある作品を中心に選んでみました。


 たまこラブストーリー映画けいおん!ビューティフルドリーマーAKIRAナウシカラピュタデジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!、GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-、トイ・ストーリー3人狼 JIN-ROH千年女優東京ゴッドファーザーズオネアミスの翼シュガー・ラッシュ、劇場版カードキャプターさくら、劇場版 天地無用! in LOVE、人狼、MEMORIES、虹色ほたるハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?、RED LINE……まだまだ沢山面白いアニメ映画あったけどとりあえずこんな感じで。

アニメ『アイカツ!』2年目エピソード10選+α

 アニメ『アイカツ!』の劇場公開まで1週間を切り、特番が放送されたり、「劇場版アイカツ!新聞」が出たり、警視庁とタイアップするなど盛り上がってまいりました。


 ところで今年の初めにTVアニメ『アイカツ!』の1年目エピソードを振り返る的な記事を書いたんですが。
アニメ『アイカツ!』エピソード10選 - 戯れ言
 アニメは星宮いちごちゃんから大空あかりちゃんにバトンが手渡されて現在3年目が絶賛放送中ですが、そういえば2年目の分はまだまとめてなかったので、劇場版も控えていることだし振り返っておこうと思いました。
 ちなみに映画公開記念のスペシャル配信として、過去の名作エピソードから厳選したスペシャルセレクション(崖登り回やクリスマス斧回もあります)と、特番の劇場版「アイカツ!大スター宮いちごまつり前夜祭!!」が配信中なので映画の予習にどうぞ。
http://www.aikatsu.net/story/haishin.html

アイカツ!』2年目エピソード10選

 個人的に印象深かったエピソードを挙げていきます。選考基準は前回と同じく「特にグッときた話」です。並びは放送順でネタバレ含みます。

脚本:山田由香 絵コンテ:戸部敦夫 演出:のがみかずお 作画監督:鈴木ひろみ、中村ユミ、佐藤綾子、中村美雪


 衝撃のクリスマスから1年、再び訪れたクリスマス回はやっぱり斧が大活躍していました。アイカツといえば斧、斧といえばアイカツ
 さくらちゃん曰く「いちご様たちが1年生のときのクリスマスはいまや伝説となっておりますわ。」と伝説扱いになってることに笑いましたが、現実でも崖登り回から斧で伐採するクリスマス回と、何だこのアイドルアニメ!? みたいな流れでブレイクしていったのでシンクロしてる感が面白かったです。
 作中に登場するケーキは実際に発売もされましたが、作中ではてっぺんに飾られる人形の代わりにいちごちゃん自身が収まるように作られた超巨大ケーキが出てきてアイカツらしい狂気が拝めました。

脚本:加藤陽一 絵コンテ:増田敏彦 演出:佐藤和磨 作画監督:門智昭、渡部里美


 PVやCM撮影などお仕事ものとしての側面を描くことも多い「アイカツ!」ですが、この回もテレビ番組を通してそれが描かれていて面白かったです。しかし紅白歌合戦じゃなくて紅白アイカツ合戦て。
 演歌活動ことエンカツ(カードがでかい)なるものが登場したり、個性豊かすぎる審査員の面々で笑わせにきたり、最後には会場をぶち抜く小林“ラスボス”幸子ばりの舞台衣装とツッコミが追いつかずカオスさを堪能できる回。
 またいちごと美月が久々に対面するという穏やかじゃない展開もあり、今後のターニングポイントになる回でもありました。

脚本:大知慶一郎 絵コンテ:戸部敦夫 演出:佐藤和磨 作画監督:酒井香澄、菊池一真、柴田勝紀、前澤弘美


 至高のあおいちゃん回。普段からしっかりしているイメージのあおいちゃんもドレスのお披露目ステージを前に不安な表情を見せたり、サバイバルな状況でのポンコツっぷりが見られたのはとても新鮮な感じでした。
 あおいちゃんを元気づけるためにスターライトの面々がそれぞれのやり方で励ましてるのを見ると本当に愛されてるなぁと。えびポンをお守りとして渡すときの蘭ちゃんの表情がグッド。
 普段は目立たないけど様々な場面で必要とされる水に例えてあおいちゃんの魅力を引き出すあたりが素晴らしい。山でのいちあおの会話も良かった……濃厚ないちあお尊い……。

脚本:高橋ナツコ 絵コンテ:戸部敦夫 演出:のがみかずお 作画監督:渡部里美、門智昭


 春といえば出会いと別れの季節。1年目の第26話「さくらの季節」では新入生の北大路さくらとの出会いが描かれましたが、この74話では逆に別れが描かれます。学園ものにおいて卒業式は物語の終着点となることが多いですが、「アイカツ!」は年度をまたぐためシリーズの途中で迎えることに。
 いや第23話「アゲハなミューズ」でも卒業生を送るイベントがあったのでいちご達にもその時が来るのは予感してましたが、何となくまだまだ先の話だろうと思ってたのでいざその時がやってくるとああ、卒業しちゃうんだ……というセンチメンタルな気持ちに。
 次の世代に思いを託すことをしばしば「バトンを手渡す」と表現しますが、2年目のラストでいちごがあかりにバトンを渡したのとは別に、ここでは物理的なバトンとしておしゃもじが出てきます。いちごがアメリカに行っている間にスターライトの生徒たちがお守りとして受け継ぎ、回り回ってさくらの手元に届く。ドリアカ魂ならぬスターライト魂……。
 在校生の送辞のシーンは涙ぐむさくらちゃん、ユリカ様、蘭ちゃんの涙で泣き、ジョニーの涙で吹き出してしまった。おとめとさくらのライブシーンも表情やアングルが凝ってて特にグッとくる回です。

脚本:大知慶一郎 絵コンテ:安藤正臣 演出:安藤正臣 作画監督:高橋晃


 1年目の名エピソードでもある第24話「エンジョイ♪オフタイム」再び。いちご、あおい、蘭3人のオフを描いたエピソードとして帰ってきました。
 猿窪温泉に行く、という出だしから菜の花畑でのスイーツお茶会、食後はシートでごろ寝と前回のリメイクを見ているかのような流れで懐かしさと微笑ましさでいっぱいに。あおいちゃんの「この穏やかさ…やっぱり穏やかじゃない。」の名台詞も聞けて満足。
 と思ってたら前回とは違うサプライズが。何と今回はちゃんと温泉に入ってるんですよ! 足湯だけじゃないんですよ!! いやこれにはアイカツおじさんビックリしました。だって女児アニメだしそういうサービスはないと思ってたので。「大人の事情で僕らが用意できる限界のお色気シーン」みたいなのを見せてもらった気がします。ありがとうサンライズ……ありがとうスタジオダブ……。
 オフを楽しんだ帰りの電車内では、一年後どうしてるだろうという会話にちょっぴり切なくもなりましたが、いちごの「みんなそれぞれどんなことしてるかは分からないけど…みんな前に進んでるよね、きっと!」という言葉に、きっといちごちゃんは一年後も前向きな姿を見せてくれているだろうなと思わせてくれました。

脚本:加藤陽一 絵コンテ:川口敬一郎 演出:山地光人 作画監督石川恵理、渡辺健一、竹森由加


 記念すべき大空あかりのお披露目回、であるとともに3年目への布石を打つ回。
 当時はまだ3年目の情報がなかったけど、新しくアイカツの世界に入ってくる女の子がどんな子なのか、いちご達だけでなく視聴者もオーディションの審査員になっている感じがありました。
 まぁ蓋を開けてみれば後々語り継がれる「星宮いちごです」事件を起こすなど本当に強烈なキャラで、天才肌の多かったこれまでのキャラクターにはない、不器用だけど真っ直ぐな思いを秘めているタイプということもあって、とても応援したくなる印象を残してくれました。
 あかりちゃんは一度スターライト学園の入試に落ちてるんですよね。でもいちごちゃんが本当に好きで好きで、どうしても諦められなくてオーディションに挑戦する。まさに「憧れは何ものにも変えられない力になります!」(by 神埼美月)を地で行っています。
 ただやっぱり実力不足は否めなく、CGパートも今まで見たことのないようなモーションが拝めたりもしましたが、これはこれでレア。
 ちなみにこの回からOPとEDが変わりますが(SHINING LINE*/Precious)、いちご世代のストーリーがラストへ向かい始めるにふさわしい、とても素晴らしいOPだと思います。

脚本:綾奈ゆにこ 絵コンテ:近藤信宏 演出:福岡大生 作画監督:柳瀬譲二、高乗陽子、南東寿幸、金久保典江


 第6話「サインに夢中!」や第18話「チョコっとらぶ」などなどのエピソードを手がけてきた脚本家、綾奈ゆにこ氏久々の登板回。
 氏は百合好きでもあるので「アイカツ!」でもその片鱗が見られるのかな? と思っていたらそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ……的めっちゃ盛り沢山の豪速球を投げてきました。
 パートナーズカップを控えたアイドル達が、自分のベストパートナーを見つけるという名目で様々にカップリングを組むんですが、ここでクローズアップされるのはユリカ様。蘭と組みたいけど両思いになれず、そこに積極的にアプローチしてくるかえでとの間で揺れ動くユリカ様の繊細な機微が描かれていました。鈍感な蘭ちゃんがちょっと悪者になっちゃってたのは致し方ない。
 この話でよくできてるな〜と思ったのはトライスターのその後をきちんと回収したところ。美月さんが抜けた後どうなったのよ、というファンのモヤモヤをきちんとした形で見せてくれるとは思わなかったので本当に良かったです。もう放置されたままかと思っていた……。
 夕日を背景に、かえでの前で素になるユリカ様とホームシックでアメリカに帰ってたことをからかわれて赤面するかえでがとても微笑ましい。というかここでの時々アメリカに帰ってるって話、かえでの出番があまりなかった理由付けにもなってるのがにくい。
 トライスターの問題に決着をつけ、それを起点にかえユリというカップリングが生まれる過程がとてつもなく尊い……。個人的に2年目で一番好きなエピソードです。

脚本:平見瞠 絵コンテ:柴田勝紀 演出:佐藤和磨 作画監督:門智昭、柴田勝紀、岡田洋奈、宮谷里沙、渡部里美


 第79話「Yes!ベストパートナー」の話に感動していたらブートキャンプが出てきて何だこれ!? と視聴者に次回予告だけで衝撃を与えた回。妖怪ウォッチにもブートキャンプが出てくるけどお子様受けが良いネタなんだろうか。
 予告の時点で艶かしいあかりちゃんの表情が放送直後からネタになっていましたが本編はそれ以上に凄かった。鬼軍曹の滅茶苦茶ハードなしごきに耐えるものの、女児アニメにあるまじき色っぽい表情をみせてしまうあかりちゃん。というかあかりちゃんはこの後もちょくちょくHな表情をするので加虐心そそられる感ある……。
 集められたアイドルで踊るステージを作ることになるんですが、そこで用意されるのは当然のように斧。無人島で木を伐採して大工仕事……あ、これTOKIOや!!
 ブートキャンプネタなのでパッと見はぶっ飛んでますが、劣等生の烙印を押された名も無きアイドルたちが力を合わせて一つの目標に向かう姿はとてもグッときました。「みんなで一緒にアイカツ!してるんだよ!一人じゃないんだよ。」といういちご先輩の言葉がとても優しい……。そういえばいちごちゃんの伐採技術が向上してたのには笑いました。

脚本:大知慶一郎 絵コンテ:池端隆史 演出:山地光人 作画監督:渡辺健一、石川恵理、竹森由加


 2年目に新たな勢力として台頭してきたドリームアカデミー。この95話はそんなドリアカ誕生の秘密が描かれる回。
 いちご・セイラのユニット「ツウィングス」が、お互いをよく知るために制服を取り替えっこして交換留学みたいなことをするんですが、めっちゃ二次創作に向いたネタだと思った。最新鋭の設備が充実したドリアカではいちごとドリアカのアイドル達が、かたや伝統のあるスターライトではセイラとスターライトのアイドル達が絡んでいて、あまり見ない構図だけに新鮮でした。そして掃除のお兄さんこと涼川さんからセイラに語られるドリアカ誕生秘話はセイラならずとも涙してしまう。
 ティアラ学園長はスターライト学園を落ちた子たちに夢を諦めてほしくなくて学校を作るんですよね。たとえアイドルじゃなくてもプロデューサーやデザイナーとして夢を追うこともできる、とコースを複数作ったり。この辺は伝説のアイドル、マスカレードを裏方として支えていたティアラ学園長の哲学が反映されてるんだと思います。「なりたい思いがあれば誰だって夢が実現できる場所、それがドリームアカデミー!」
 学園長の思いを知ったセイラ達は感謝を込めてステージをする……ドリアカいいじゃないですか……。何か凄いアットホーム感ある……これがドリアカ魂。
 惜しむらくはもっと前の段階でこの話が見たかった。そら・マリア等のキャラが出揃ってない内は難しかったかもしれませんし、構成も相当苦慮したと思いますが……折角出てきた新勢力なのでもっとドリアカ掘り下げる回多くても良かったなぁ……。

脚本:加藤陽一 絵コンテ:戸部敦夫 演出:藤井康晶 作画監督:高橋晃


 1年目の最後であおいちゃんがいちごに手渡した手紙の伏線が2年目終盤に来てようやく回収されることに。なお97話を挙げてるんですが、96話とセットくらいの感覚で。
 基本的に「アイカツ!」はコメディということで極力ネガティブな要素、重いテーマやドロドロ展開が排されてると監督が方々でインタビューに答えてますが*1、それを考えると96話は1話で問題解決まで至らないし、あかりちゃんを徹底的に追い込む作りで珍しいなと思います。3年目を迎えるにあたってどん底から這い上がるあかりちゃんを描くことは必須だったのでしょうけど、鬱々とした展開はちょっと辛かった。
 が、97話のカタルシスもこの話あってのもの。あかりに寄り添い優しく見守るいちごの姿は、OPのいちご大明神よろしく神々しくていい先輩になったんだなという感慨がありました。
 先輩たちと比べると天才肌ではないあかりちゃんですが、努力を重ねてスペシャルアピールを決めたときは我が子の成長を見守ってきた親のように感動し、これで3年目の主役はあかりちゃんに任せても大丈夫だなと思えました(何様)。いちごとあかり、2人の成長が実感できる良回ですね。
 しかしあおいちゃんの手紙の内容、いちごをそばで見続けてきたからこその「いちごは必ず輝いているから」という言葉の深さ……本当に尊い……。

脚本:大知慶一郎 絵コンテ:米田光宏 演出:山地光人 作画監督:酒井香澄、都竹隆治


 記念すべき100話目、そして美月といちごの決着が描かれる回。そういえば放送日は美月さんの誕生日でもあった。
 「アイカツ!」2年目に関しては1年目よりも言いたいことがあって、不満がポツポツあったりもしたんですが、99話とこの100話を見るともうそれらが吹き飛んでしまうくらい圧倒されました。いやもうこんなに素晴らしいステージを見られたんだからいいじゃないですか! 良かった! ツウィングスおめでとう! と。ずっと憧れ続けてきた美月さんに追いついて、遂に追い越したんだなぁと感動でいっぱいになりました。というか途中かららいち君と同じ顔になってた。
 ステージ前に全国ノリ弁グランプリをやりたいとかバンドでトップを目指すとか、トゥインクルスターカップの先のことを語り合っていたいちごとセイラ。またダメ押しのように次の目標を聞かれたいちごが「いっぱいあります。ゴールの先には新しいスタートがあるんです!」と答えた時にハッとした表情を美月さんが見せたのはとても印象的でした。マスカレードを越えることが目的だった美月と、その先の沢山の夢を追いかけるいちご。勝敗を分けたのはそんなところにあるのかもしれないなと思いました。
 しかし負けたのにマイクパフォーマンスする美月さんは何というか……やっぱりこれこそ美月さんだなって感ある……。

脚本:山田由香 絵コンテ:戸部敦夫 演出:小坂春女 作画監督:高橋晃


 「アイカツ!」2年目、そしていちご世代の最終回でもある第101話。
 全ての決着がついてからの後日談という位置づけもあってか、99話&100話のテンションと比べると驚くほど穏やかな回でした。前回までがアイドル活動の集大成なら、この話はアイドル学校の学生としての日常面を描いた感じ。
 まぁでもやっぱりアイドルなのでただの日常では終わらず、スターライト学園の生徒だけでなくドリアカ、そして夏樹みくると自らが輝くため夢に向かって歩んでいく姿を丁寧に描き出していました。50話とは逆に送り出す立場になっている美月さんも見どころ。
 今までいちごを追いかけてきたあかりが逆に追いかけられる構図は面白かった。二人が握手を交わす姿はまさにバトンを渡した瞬間。いちごちゃんのストーリーはここで一区切りだけど、またこれから新世代のアイカツが続いていくんだなぁと、2年間見続けてきただけに感慨もひとしおです。
 1年目の最終回は名曲「カレンダーガール」をBGMにいちごの旅立ちを描いていたので泣いてしまったんですが、この回では「SHINING LINE*」が流れる中、スタートラインに立ったあかりちゃんの物語がここから始まるんだという前向きな気持ちで見ることができました。いやホント「SHINING LINE*」の歌詞が滅茶苦茶グッとくるんですよ……「ありがとう いつまでも私の道しるべ」とかもう。

 大天使スター宮が道しるべとなってあかりちゃんに手を差し伸べるシーンは1年目のOPと対になってるんですよね。もうこれだけで2年間見続けてきて本当に良かったと思えた。こんなに美しい引き継ぎ回があっただろうか、いやない。
 ありがとう「アイカツ!」……ありがとう……。


 というか数えたら10選じゃなくて12選になっていた。まぁいいか。第100話と101話は+αということで。
 1年目がスターライト学園の中でほぼ完結していたのに対し、2年目を振り返ってみるとドリームアカデミーという新勢力の台頭や、第3の勢力として美月とみくるのダブルエムが出てきたりと世界観に広がりが生まれていたのが印象的でした。
 また3年目の主人公を担う大空あかりの登場と挫折の描写、そこから彼女へバトンを繋ぐ過程を丁寧に描いていたのも良かった。あとは各キャラクターを掘り下げていく個別回ですね……。どれもよく出来てたけど、成長を描き切ってしまったのもあってもう彼女たちのストーリーを見られるのはこれで最後なのかなぁ……という寂しさが。
 2年目でこれはちょっと……と思ったのはやっぱり構成の部分でしょうか。ゲームとの連動が要になっているので、ゲーム側の展開に合わせてアニメでも新キャラを投入したりするんですが、その部分で振り回されすぎかもと思うところも。例えば上でも書いたけど第95話「夢の咲く場所」はもっと前の段階で見たかったし、終盤の第92話「サマーアイドルストーリー」ではいちごとセイラがダブルMに挑むという構図を作るのですが、これもやや唐突感があったので……。
 まぁそれでも何だかんだで毎週の生きる活力でしたし、第99話〜100話の圧倒的な対決ライブや第101話における次世代へのバトンの受け渡しを見ているとグッとくるものがありました。
 『アイカツ!』で大きな物語を背負ってたのはいちごと美月だと思うんですが、この先の夢はいちごに期待と言った美月さんの動向は気になります。その辺は劇場版で描かれるというインタビューがあった*2ので、どう決着を付けてくれるか楽しみです。

他に良かったエピソード

 おい、あのエピソードが入ってないじゃないか! はい、すいません。入りきらなかったのでここでフォローします。先述したように各キャラクターの個別回がどれも良かったです。
 具体的にはきいちゃんハニーがメインの第55話「合言葉はオケオケオッケー☆」とか、もはや美しき刃の面影がない蘭ちゃんの第57話「ゆるキャラ蘭ウェイ!」サイケデリックなライブが印象的なそらちゃん回の第61話「キラ・パタ・マジック☆」、おとめちゃんの過去が明らかになる第83話「おとめRAINBOW!」、ユリカ様のプロフェッショナルな部分と成長(そして2期では初めてのユリカ様ソロステージ)が見られる第89話「あこがれは永遠に」、普段とは違うCGパートへの入り方が良かった第90話「ひらめく☆未来ガール」等々ですね。


 特にユリカ様のエピソードはとてもいい。初期のユリカ様メイン回である第19話第20話からのかえユリ結成に至る第79話、アイドルとして輝きの向こう側へひた走る第89話、そして先輩として後輩の前に立つ第108話と見ていくととてもグッと来ます。幼女先輩から人気があるのも納得です。


 あとスターライトとドリアカが絡む回でいえば第59話「ちょこっと解決☆チョコポップ探偵」第70話「おしゃれ探検隊 クールエンジェルス!」みたいなのは画面が華やかで良かったです。
 長期シリーズでは様々なキャラクターの見せ場を描けるという利点がありますが、それでもぽわプリで1本見られるとは思わなかった第60話「ウワサのぽわプリ☆」は嬉しいサプライズ。また初期には太田くんというドルオタがいたけど、第86話「マイ ディア アイドル!」ではアイドルの側からだけではなく、らいちを通してアイドルとファンの関係性が描かれていて隙がないなぁと思いました。
 ええとあと他には……久々にソレイユが見られた第87話「ソレイユ☆ライジング!」とか100話と対になっている第99話「花の涙」ですかね。美月さんは本当にいいパートナーを見つけたなと。

 ってもうこれキリがないな。とにかく劇場版が楽しみなので座して待ちたいと思います。
 アイカツは永遠に不滅です!(by 神崎美月)


【関連】
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る | インサイド
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劇場版 アイカツ!ボーカル集 輝きのエチュード
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*1:アニメージュ」2013年10月号 P.40、「Febri」Vol.16等

*2:アニメディア」2014年10月号 P.7

艦これ期間限定海域「発動!渾作戦」を記録する

 夏に艦これイベントについて書いたんですが。
艦これ夏イベントを記録しようと思った - 戯れ言
 記録を取ったらニヤニヤできたので今回もやろうと思いました。

 開始前の当鎮守府。潮を改ニにしてから挑むことに。物資は沢山あるのでわりと余裕モード。

E-1 【第一次渾作戦】南西方面海域


 難易度は「☆☆☆☆☆☆☆」。夏イベントの時はAL作戦の初っ端が難易度「☆☆☆☆☆」のくせにクソ難しかったけど、今回はE-1から連合艦隊で出撃するということもあってか、先に攻略している組からはそんなに難しくないという声が聞こえてきた。
 どうやら今回はそれほど意地悪な難易度ではないらしい。艦娘の投入に関しても【第一次】【第二次】に使った艦娘は【第三次】では使えないけど、Extra Operationではすべて投入できるということで、それほど編成に悩まなくてもよくなったのが嬉しい。
 以上を踏まえて艦隊を組むことに。




 【第三次】で使う艦娘だけ除けばいいので、わりと高い練度の艦娘を投入することにしました。



 サクサク進む。
 向こうの火力が低いわけではないけど、少なくとも夏イベントの時みたいに事故りまくって帰還ということは殆どなかった。なかったデース!



 ルートはA→C→D(E)→FとかB→D→F(E→F)とか。まぁ2戦、3戦こなせばボスに辿り着きます。装備は殆どいじってないけど、今回は索敵値の判定がかなり甘くなってるのかボスマスに一直線だった。というか今回のイベントを通してお仕置き部屋に逸れることは一度もなかった。



 妙高さんの一撃でフィニッシュ。最低4回の撃沈でクリアだけど自分は5回目で破壊。どうやら今回は本当にぬるめの難易度のようです。



 なんかもろたで!



 特につまるところもなかったので、この調子でE-2もサクッと終わらせてしまいます。




 E-1攻略後の面々。資源の増減は以下。


【開始前】

【終了後】

 中破に至る艦娘も少なかったためかバケツの使用量は7個。ちなみに前回のAL作戦の時にE-1で使った数は37個。夏イベントとは何だったのか。秋イベント余裕や! 天国や!

E-2 【第二次渾作戦】南西方面海域


 イベント開始2日目。もうこの時点でE-4までクリアしている人がちらほらいたので、自分もそれに続けとばかりに突入。
 E-2は駆逐艦を主力とした軽めの艦隊で出ろとのこと。E-1で出した駆逐艦は引き続き使えるのでそれをベースに艦隊を組みます。



 以上の編成になりました。オール駆逐にしようか迷った末、火力が心もとないので軽巡を1隻入れることに。E-3のこともあるので高レベル駆逐はなるべく選抜しない方向だったけど、火力の面で不安もあるので夕立を投入。
 舞風だけ他の艦娘と比べるとレベルが低いので変えようかどうかちょっとだけ悩んだものの、今回のイベントでは野分が報酬なので何となくE-1から続投。
 図鑑のテキストでも「同じ陽炎型の野分とは仲良しよ。」ってあったらイベントを戦って会わせてあげたいと思うのが提督の心情。しかしこの選択が運命の分かれ道になるとはこの時は知る由もなかった……。



 道中はE-1と同じく詰まるところが殆どない。途中夜戦マスがあるけど、敵の攻撃はほぼ命中しないので大破撤退することもなかった。



 何だこのかわいいボス!? 春雨がモデルらしい? まぁ言われてみれば春雨に似てる気がする。



 そんなかわいい駆逐棲姫ちゃん、耐久190もあるので支援なしの昼戦で落とすのはかなり難しい。カットイン攻撃も撃ってくるし決して弱くはない。が、夜戦まで持ち込めばこっちのもの。取り巻きは雑魚いのでボスに辿り着けばS勝利は固いです。あっという間にゲージ削ってE-3や!
 そんなふうに考えていた時期がありました。






 余裕をかまして進撃ボタンを選んでいたら舞風が大破状態であることを失念していて、そのままボス戦に突入。攻撃逸れてくれ……という願いむなしく的確に舞風を攻撃してきてそのまま轟沈させてしまいました。


艦これ春イベント 空母加賀さん撃沈録 - Togetterまとめ
 春のイベントの時にこれを見て自分は誰も轟沈させないぞ! と強く思っていたのですがいつの間にか慢心提督になっていたとは……。「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」とか叫んだり狼狽えたりするわけでもなく、心にポッカリと穴が空いた状態になってしまった……。

 ↑こんな感じです。
 同じ艦娘は所有しない縛りを設けているので代わりなどいるはずもなく。野分と会わせるつもりがこんな結果を招いてしまうとは……。「野分どこ?」という轟沈ボイスがとてもつらい。


 はい。



 空いた穴を初風が埋めることに。



 舞風を轟沈させてしまった後悔からああすればよかったこうすれば……とずっと脳内が反省会状態のままだったので気がつくとE-2のゲージを削りきっていた。



 秋月さんゲット。




 E-2攻略後の面々。資源の増減は以下。


【開始前】

【終了後】

 資材が微増。バケツは6個消費。しかしそれ以上に大きなものを失ってしまった……。

E-3 【第三次渾作戦】南西方面海域


 Extra Operationを除くと通常海域はこれがラスト。E-1、E-2で使わなかった戦力を全投入します。慢心ダメ、ゼッタイ。




 あきつ丸を入れると3戦ルート固定できると聞いたので旗艦に。大和型、高レベル駆逐も惜しげなく投入。北上さんも出動です。



 ありったけの戦力で進撃する。完全勝利することも何度かあり、また慢心提督に戻りそうになる。



 あきつ丸を入れた状態だとF→Hが固定。ちなみに妙高と羽黒を入れても固定できるそうです。
【艦これ】E-3の第一艦隊に妙高と羽黒を入れるとF-Hが固定可能!? : あ艦これ 〜艦隊これくしょんまとめブログ〜



 出たなダイソン。しかし圧倒的な戦力で蹂躙できるので夏の時の怖さは全くない。



 撃墜後の鎮守府。君らめっちゃ食うな!



 鎮守府のレベルによるけど、最終形態になると空母ヲ級flagship(新型艦載機)も出てきます。が……



 北上様の前では敵ではない。



 ほぼストレート勝利でプリケツオイゲンことプリンツ・オイゲンちゃんゲット。かわいい。




 ということで最終決戦です。




 E-3攻略後の面々。資源の増減は以下。


【開始前】

【終了後】

 バケツの消費は15個。E-1〜E-3までで28個使ったことになる。しつこいようだけど前回のAL作戦の時にE-1だけで使った数は37個。夏イベントとは(ry

E-4 【Extra Operation】パラオ諸島


 「全艦娘、出撃!」とあるようにこれまで投入した艦娘の出撃制限はなく、全戦力の中から艦隊を組める。




 ということでより練度の高い戦力で編成を組みます。火力の高い艦娘をドシドシ出す。制空権を考えて烈風マシマシの加賀さんと大鳳が出撃。そして第2艦隊は大北コンビという盤石の体制で挑む。なお編成では空母機動部隊を選択。



 この編成だとB→D→G→JかC→D(E)→G→Jのルートでボスに辿り着いた。ただCマスは潜水艦なので弾薬は消費せず、結果的にはどっちに行ってもあまり困ることはなかった(が、Eマスに戦艦ル級flagship等がくるので上ルートのほうが楽)。



 縦セタセーラーの空母水鬼はオタサー姫かわいい
 しかしこの空母水鬼、めっちゃ硬い。耐久値は390とボスとしてはまぁ普通の数字だけど装甲の値が過去最高クラスらしい。

空母水鬼は装甲190と艦これNo1のバリ堅となっています。
したがって、夜戦最強の雷巡を多く編成するほど有利となります。
また、駆逐艦の連撃では装甲を撃ち抜けないため、カットイン装備にします。

【艦これ】E-4攻略 パラオ諸島沖(朝雲/早霜/伊401)【秋イベ】 : 艦これ周回主義



 最初の編成だと夜戦に突入しても空母水鬼を落とすところまでは行けなかった。支援を出してもいいけどここまで一度も出してないので何となく出さずに頑張ってみようと思い、夕立アウト→木曾インという布陣の雷巡3隻体制で望んでみることにした。



 やったでキソー! 道筋が見えたのでこの編成でゲージを削っていく。



 ちなみにボスの出現パターンは幾つかあり、空母ヲ級改flagship&戦艦タ級flagshipが出てくる時と空母ヲ級改flagship×2が出てくる時があったけど、後者は制空権取れないわ装甲硬いわで散々な目に遭った。そのため画像のような編成を引いた時は空母水鬼は落とせないと諦めてちまちまゲージ削ってくれることを祈った。



 ゲージ削り終盤になってくるとGマスにいる空母棲姫がこちらを大破させてくることが多くなってきた。ナンデ!? とTwitterでつぶやいたところ、あきつ丸入れて水上打撃部隊で行ってみるといいみたいなことを聞いたのでアドバイスに従い編成。



 やっぱり大破じゃないか!!



 仕方ないので再び元の編成に戻して挑むこと10数回。やっとボスに辿り着く。最終形態は装甲空母姫×2が出てくるが、空母ヲ級改flagship×2の時と比べると装甲がめちゃ柔らかい。ダメージ通りまくる! 最終形態のほうが優しいという謎仕様になっています。



 そして最後に残った空母水鬼を……



 やったでキソー!



 野分ゲット。でも舞風はいないんや……。



 全作戦終了。1週間もかからずに終われた。ガチ提督にとっては歯ごたえのない難易度だったかもしれないけど、個人的にはこれくらいが丁度良かった。少なくとも悪夢のような夏イベントよりは数段マシ。




 E-4攻略後の面々。資源の増減は以下。


【開始前】

【終了後】

 ラストステージということもあってそれなりにバケツや資源は使った。でも楽しかった。

E-5

 ここでイベント終了……としてもよかったけど、まだゲットしてない艦娘がいるので周回することに。



 朝雲はE-2〜E-4の海域で出るということで、一番資源消費が少なそうなE-2を回ってみることにした。結論からいうと6回目のボスS勝利でドロップ。早い段階で手に入って良かった……これにて今回のイベントは終了。



 「舞風、やめなさいって…司令?…どういうこと?」


 ……やっぱり舞風がいないとアカン! そう考えて情報収集したところE-2の夜戦マスで舞風がよくドロップすると聞きつけたので再びレア艦掘りにE-2を回ることに。



 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 挑むこと数十回、再び舞風ゲット。もう轟沈させないようにします……。



 野分と舞風が並んだ図。これが見たかったんや……。

まとめ


 まだ大鯨とか掘れてないけどとりあえずこれで一区切りということで。
 今回のイベントは言われてるように確かにぬるめの難易度で、ガチ勢じゃない自分にとっては丁度だった。夏がしんどすぎたというのもあるけど、何が良いってキラ付けする作業を一切しなくてもクリアできるのが良かった。あれホントに作業だから……。あと支援を出さなくても練度が高ければ十分クリアできるのも良かった。次のイベントもこんな感じで気楽にやれるといいなぁ……。でも夏みたいなイベントまたやりそうな運営なのでまぁ覚悟しとこうと思います。おわり。


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2014年の夏アニメ作品感想+好きなOP&ED

 春にアニメの感想を書いたんですが。
2014年春アニメ作品を中盤まで見た感想 - 戯れ言
 すでに秋アニメが始まってますが、こないだ夏アニメをやっと見終わったのでその分もアニメ感想を書いとこうと思います。
 ちなみに各メディアによる調査結果では人気作品は以下のような感じみたいです。
【アニメ】読者1000人が選んだ!「いちばん面白かった夏アニメ2014」ランキング発表(1/2) - ウレぴあ総研
14年夏アニメランキング:「Free!」が1位 圧倒的な女性支持で レコチョク調べ - MANTANWEB(まんたんウェブ)
【結果発表】2014夏アニメ実力ランキング、1位は安定の「ソードアート・オンラインII」! 3位にはダークホースが登場 - アキバ総研
CHARAPEDIA 【アニメファン10000人に聞いた、次週以降も見続けたい2014年夏アニメ作品は?(総合) 】
【Amazonギフト券プレゼント】「夏アニメ評価レビュー投稿キャンペーン」中間発表! 「4.0」超えの高評価作品を一挙紹介! - アキバ総研

面白かった2014年夏アニメ

【★★★★★】


 千葉県流山市をモデルにした架空の都市・流川市を舞台に、ひょんなことからローカルアイドルになってしまった少女の日常を描くアニメ。
 奈々子を始めとして縁さん、ゆい先輩にみらいちゃんがマイペースながら頑張る姿はやはり地元あってのもので、特に終盤に描かれたAWA2GiRLSとの対比はローカルアイドルとは何か、という部分が明確に描き出されていて良かったです。流川市はきっといいところなんだろうなぁ、行ってみたいなと思わせた時点で流川ガールズの活動は成功していたと言えるかもしれません。
 放送前は殆ど注目してなかったのですが、今までのアイドルアニメとは一味違ったローカルアイドルというものを丁寧に描いてくれた、とても素晴らしく癒されるアニメでした。
【関連】
『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』シリーズ構成 綾奈ゆにこインタビュー「『ろこどる』という自分だけのアイドルを見つけて欲しい」 | アニソムニア
保存「『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』シリーズ構成 綾奈ゆにこインタビュー」 : 筆不精者の雑彙
翻訳!翻訳ゥ! 【ろこどる】このアニメを観てると幸せな気分になるんだ…【海外の反応】
翻訳!翻訳ゥ! 【ろこどる】最終話の海外の反応 + 千葉県流山市聖地巡礼


 こっちもアイドルを扱ったアニメですが、男性のアイドルでしかも絵柄がやたら濃ゆいということで、放送前はろこどる以上に視界の外にあったアニメでした。ところがこれが非常によく出来ていてかつ面白い。嬉しい誤算でした。
 一話丸ごと演劇をやった第5話「エアボーイズ」や丸ごと歌番組の第10話「ときめきミュージックルーム」など、TVアニメとしてはチャレンジすぎる内容で攻めまくっていたのが印象的ですが、それも各キャラクターの個別回をきちんと描いていたからグッときました。
 悪く言えば地味だけどとても丹精込めて作られたアニメ。大袈裟でなく今後アイドルアニメを語る上では避けて通れない作品になると思います。
 これ、初代少年ハリウッドのことを知ってたらもっとグッときたかもしれないなぁ……と思うと、これから見る人は原作小説から入るといいかもしれないです。
【関連】
少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49- 総感 〜“アイドル”なる精神性の探索 - flower in my head
マンガ☆ライフ |『少年ハリウッド』に見る「アイドルとして生まれる」ということについて
アイドルアニメの革命児?熱くて冷たい青春ドラマ『少年ハリウッド』が面白い! - あふりか大使館


 原作はちょこちょこ読んでましたが、見事にアニメ化してくれたと思います。ありがとう動画工房……。
 とにかく千代ちゃんがひたすらかわいい。何だこのかわいい生き物。今作でメインヒロインを演じることになった小澤亜李さんのキュートな声も非常に大きかったと思います。声といえば鹿島君の声を担当した中原麻衣さん、今までこういった声は聞いたことなかったのでビックリしました。流石です……。
 キャラクターが魅力的なので動くだけで楽しいコメディになっていくところもありますが、劇中マンガの使い方等も合わせて構成は相当入念に練られていたんだなと思います。
 ニコ生で行われた一挙放送では、アンケート結果が脅威の98.1%と納得の満足度。原作のストックがないと思うのですぐに2期とはいかないかもしれませんが、いずれは続きが見られればと期待。
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にこらん? ニコ生『「月刊少女野崎くん」全12話一挙放送』評価アンケート結果が歴代総合ランキング第2位に!


 「のんのんびより」とかもそうなんですが、田舎が舞台だとどうしても田舎はこんな綺麗な部分ばかりじゃないよ! と思ってしまうのは田舎出身の性なのか。まぁフィクションにマジツッコミするのもあれですが。
 ただそういった部分を差し引いても都会っ子の半田青年が、なるをはじめとする島民たちと日常を送ることで、人間的に成長していく姿はとても優しい眼差しで見ることができました。脇を固めるキャラがみんな生き生きしててこっちまでエネルギーをもらった気分。
 なる役の原涼子さんは凄いですね……ホントになるそのまま。声変わりする前に2期やって欲しいという声があるのもわかる気がします。


【★★★★】


 原作者の松本ひで吉氏といえば今年休刊してしまった少年ライバルにおいて「ほんとにあった!霊媒先生」でデビューした作家で、その後なかよしでサバゲー漫画を描いてると知ってどういう層にウケてるのか謎だったんですが、今回そのサバゲー漫画がアニメ化するというので見てみたところやっぱりおいこれ少女漫画なのか!? という気持ちになりました。


 はい。
 ただそのミスマッチさもギャグになってたと思います。モモカのゲスさはブレることがなく、それぞれのキャラがきちんと役割を果たす(麻耶ちゃんは真っ先に死ぬし)ところがギャグ部分を支えていた気がします。あと玄田哲章さんのナレーションも欠かせなかった。肩の力を抜いて何も考えずに大笑いできるアニメだったので、もっと見たいという思いが残りました。
 ところで松本氏はデビュー前に少年ライバル創刊時のドキュメントNHKに出演してますが、数年後再びNHKの番組に出演するとは世の中どうなるかわからないものだなと思いました。


 ド直球のボーイズラブものということで興味半分で見始めましたが、最初に驚いたのがストーリー開始時点ではどっちもノンケだというところ。瀬名泉水は美少女アニメ好きだし、一条龍馬は泉水のことを変態女装男呼ばわりでここからどうくっつくんだ……と気になってついつい見続けてしまいました。
 泉水は男から見てもかわいい男の子で、そりゃ守ってあげたくなるわと思いました。登場するキャラみんな泉水のことを大切に思ってるのが良い。そして何といっても一条龍馬の純粋さ。あれだけ泉水のこと嫌ってたのに好きという気持ちには抗えないところがおかしくも魅力的だった。努力家でイケメンだし、重ねて言うけどホントにピュアなところがグッド。泉水と龍馬が距離を縮めていくのをニヤニヤしながら見ていました。
 KADOKAWA作品ということで10話しかないけど、短くも綺麗にまとまっていてBLに抵抗のある男性でも見られると思うのでオススメです。


 人間とそうでないものの間で自己のアイデンティティに苦悩する主人公という構図は、昨今ではそれほど珍しくないものですが、シリアスな世界観や圧倒的なビジュアルで有無をいわさず引き込まれていきました。
 ああ、ホントに食事不味そうだな……とかバトルシーンの痛々しさ、特に拷問シーンの凄惨さなどは作画や演出が底から支えていてとても説得力があった。カネキ役の花江さんの演技も良かったし脇を固める真戸役の大川さん、月山役の宮野さんがホントに素晴らしかった。良いキャラだなぁ……月山。
 この世界に救いはあるのか? と思うくらいシビアだったけどCパートが一服の清涼剤になってて面白かったです。
 終始良かっただけに最終回がああいう終わり方だったのはちょっと残念。2期があるのは嬉しいけど、できることなら展開を圧縮したりしないで描き切ってほしいと思います。


 これはまだ最終回を迎えてないけど、夏から始まったので一応。
 5分枠だった1期から15分枠に拡大した2期シリーズは女の子だけのゆるふわアウトドア路線はそのままに、より成長というものを強く描いてるなぁと思いました。
 特に3話〜4話を通して描かれるあおいの成長、また富士登山を果たせず日常に戻ってきてから再び立ち直るまでの新十二合目「Dear My Friend」は素晴らしい。あおいとひなたのキャッキャウフフが増えてるのもグッド。ユリノススメキテル……。
 2クール目も初っ端から虹色ほたる回とかグイグイ攻めてくるので最終回まで楽しみです。
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『ヤマノススメ』が『虹色ほたる』だった - 法華狼の日記
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 1クール空けて再び放送が始まったシーズン2。ミュージカルやったりロックンロールやったりトレンディドラマやったり相変わらずやりたい放題の内容なんですが、シーズン1に比べると適当さやいい加減さは若干薄まった印象。それだけに第22話のダンシンオールナイとか見ると、ああそうそうダンディってこういうノリだよなと、いい加減なダンディを望んでいる自分が。
 個人的に見応えがあったのは第16話の湯浅政明回。あと最終回で伏線を回収しつつきちんとまとめて終わったのは謎の感動がありました。
 もうホント才能の無駄遣いというわけではないけど、脚本家やアニメーターなど凄腕クリエイターの遊び場になってる贅沢なアニメで楽しかったです。こういう全力でバカをやる企画がもっと見てみたいと思います。
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【★★★】


 面白かったです。もう何も言うことはないというか、1期のノリを知ってる人ならいつものあれっすよ! で通じる脱法アニメを地で行くスタイルのままでした。
 1つだけ気になったのは構成の部分。1期の時はどんな無茶な展開でもEDが流れればオールOKみたいなところがあったので、本編の前にテーマ曲が流れるのは最後まで慣れなかった……。1期のアバン→タイトル→本編→ED→しばいぬ子の黄金構成 is GOD……。
 あとFX! FX実況が見たいよー! ちなみに一時期話題になったDMM FXとのコラボですが、2015年1月9日までなのでまだまだ実施中です。私はやりません。


 これもまだ放送中のアニメですが毎週見てるので。
 監督に森脇真琴氏が起用されて従来のプリティーリズム路線からどう変わるかと見ていましたが、もっとカオスなアニメになるかと思いきや存外ちゃんとした女児アニメとして楽しめてます。そこは「リルぷりっ」なども手がけてきた監督ということもあるかもしれません。
 ギャグやアイドル要素もバランスよく描かれ、放送前の心配は杞憂だったと思います。あと大人の都合に子供たちが振り回されない。いや今後の展開次第でどうなるかまだわかりませんが……校長の問題を解決するあたりが山場になるんでしょうか。 とにかく毎週楽しみなアニメの一つです。


 よさこいがテーマのとてもキラキラしたガール・ミーツ・ガールなアニメ。
 まんがタイムきららアニメとはいえ、ただ女の子たちのキャッキャウフフな日常を描いた路線じゃなくてちゃんとした青春部活アニメ寄りなので、いしづかあつこ監督の起用は正解だったんじゃないでしょうか。
 原作のビジュアルがとても美麗で好きなんですが、アニメもOPからその美しさを再現していこう、超えていこうみたいな力を感じました。あと原作からの変更点、ちょこちょこあったみたいですがいい方向に作用してたと思います。こういう改変なら大歓迎。
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 放送前からスタッフの布陣が注目されていた一作。タイトル見てあおきえい監督は「喰霊-零-」「Fate/Zero」とゼロに何かと縁があるなぁと思いました。
 地球側の圧倒的に不利な状況で知略を巡らせて火星側に立ち向かう伊奈帆たちはカッコ良かったけど、回を重ねるごとにそれはちょっと都合良すぎるのでは……的な違和感が積み重なってきて後半はツッコミながら見ていたところも。
 とはいえ澤野弘之氏の劇伴はテンションが上がるし、作画も綺麗で最後まで見せる力はあったと思います。2期はインコちゃんの出番増えてほしい。
 地球と火星の争いの中で翻弄される少年少女たちが描かれる様は良かったですが、個人的に好きなのは鞠戸孝一郎大尉。でもネット上では無能呼ばわりされてて悲しかった……。


 モモキュンソードといえばデジタルライトノベルとか桃キュンRADIOとかやってたのが印象的でしたが、元々はパチンコ機だったそう。どうりで「Rio RainbowGate!」とか「快盗天使ツインエンジェル」の香りがするわけです。
 アニメもかつて存在したポニーキャニオンの萌えレーベル「m.o.e.」とか、トライネットエンタテインメントを思い起こさせる2000年代の雰囲気をまとった感じでした。
 女の子が可愛ければ何やってもええんや! 的な世界観が潔く、水着回や温泉回を躊躇なく挟み込んでくる心意気に感動。だからといって本筋が適当なわけではなく、桃子と鬼姫の関係や終盤の展開は熱かったです。
 肩の力を抜いて見られる良い萌えアニメ鬼姫様が一番可愛かったと思う……。あとフライングドッグの名前が普通に作中で出てくるのが面白かった。

好きなOP・ED


 山登りとかアウトドアとは結びつかなそうな都会的なこの……何ていうんですか、インフォグラフィック? 的なポップなイメージと色彩のギャップが面白いです。それにTom-H@ck氏のソフト・ロックなメロディが組み合わさってワクワクする素晴らしいOP。
映像のマジシャン石浜真史 ― 『ヤマノススメ』 への系譜 - Parad_ism
『ヤマノススメ』のOPがOP向きではない理由 - himascoのアニメ備忘録


 原作に負けず劣らずの美麗なビジュアルに魅入ってしまいます。イントロとサビは同じメロディだけど受ける印象が違ってテクニカルだし、サビの盛り上がりとシンクロした映像が素敵。


 飛ぶ鳥を落とす勢いの今年ブレイクした声優さんの一人である雨宮天さんのデビュー曲。映像は大人しい気もしますが、曲がめっちゃかっこいいです。
skyreach | Sony Music


 前作に続いてポップな映像とブラックミュージックの香りをさせる音楽が融合したオシャレなOP。舞台は地方都市なのに……。


 なんだこれ なんだこれ。いやマジでなんだこれ。アニメ本編の作風にマッチした楽しげな電波ソング


 このアニメは作中の劇伴をマニュアル・オブ・エラーズが担当してて素晴らしい出来なのですが、EDではその山口優氏と宮川弾氏のコンビが手がけててこちらもグッド。妙に自転車推しなのは弱ペダ繋がりなのか。


 脱力してしまう絵だけど脳内でメロディがループしてしまいそうになる中毒ソング。


 ケルト音楽? というかアイリッシュ音楽のようなEDテーマなんだけど、絵はニーソックスを中心に下半身を映し続けるのでそのギャップが可笑しい。バグパイプを使ったアニソンは珍しいと思う。


 「キュンキュン そうドキュンキュンズキュンキュン」なんて歌詞だ……。でも北川勝利氏によるファンキーなメロディと相まって次第に癖になって何度もループしてしまう。あと関係ないけどOPテーマの振り付け講座を公開してるのは面白いと思った。EDはやらないのでしょうか。


 本編でかわいかった千代ちゃんが歌うEDもこれまたかわいい、絵もかわいい。かわいさがインフレしている……。どこを切り取ってもかわいいエレクトロポップ。

 牧野由依さんはFlyingDogから移籍して以降の活動を追ってなかったんですが、久々のアニメとのタイアップ曲ということで聴いた今作はARIAの時から変わらない優しいメロディ(作曲はきんモザごちうさの音楽でお馴染みの川田瑠夏氏)と歌声で癒やされました。


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艦これ夏イベントを記録しようと思った

 艦隊これくしょん、通称艦これは去年の6月くらいからやってるけど、イベントがあっても特に記録を取るようなことはしてこなかった。
Twitterに状況を書いたりしてるし、わざわざブログ用に記録を取るのも面倒というのがあったから。
しかし夏イベントが始まった際に、他の人の攻略状況はどんなもんだろう? と色々眺めていたらbanraidou氏のサイトの一文が目に留まった。
旅烏提督の艦これ夏イベント攻略日記(E-1篇) - 万来堂日記3rd(仮)

去年の8月から艦隊これくしょんをプレイしているのだが、一つ後悔していることがある。細かく記録をとっていなかったことだ。記録をとっていたら「この時にこの艦娘をドロップしたのか」とか「このイベントの時にボスにとどめを刺したのはこの艦娘だったのか!」とか、記録を眺めながらニヤニヤできたというのに。

 そうかーそういうものなのかー。でも確かに記録を取っといたらニヤニヤできるかなー。需要はないだろうけど少なくとも自分は楽しめるだろうな、ということで今回のイベントでは簡単に記録を取ってみることにした。

E-1「北方AL海域へ進出せよ!」


 イベント自体は8月8日から始まったけど、自分は夏コミのことをやっていたので、ちょっと遅れて8月11日から開始した。
AL作戦に出した艦娘は後のMI作戦には出せないので適切な戦力を投入する等々、作戦を始める前に情報を収集して挑むことに。



 とりあえず選抜したメンバー。下ルートだとボス到達率が高そうだったので軽空母2隻を入れる編成。空母はMI作戦に投入しまくる予定なのであまり育ってない軽空母と、あとは火力要員で戦艦1隻と航空巡洋艦2隻、雷巡1隻で頑張って頂く。三隈と熊野でクマクマコンビだ、いや別に狙ったわけではなくたまたまそうなってしまった。正直1.5軍というより2軍編成だけど、まぁ最初のステージだから何とか行けるだろう……そんなふうに考えていた時期がありました。


【基本戦法】

 祈る。
 1戦目に潜水艦がいるが、弱ってる艦を的確にスナイプしてくる。事故らないように祈る。続く2戦目は夜戦。ここも事故る可能性が高いので祈る。3戦目も戦艦ル級が来た場合、割と高い確率で事故るので祈る。



 ボスにさえ辿り着いてしまえばあとは簡単。むしろ道中がしんどい。いかに事故らず艦隊をボスに導くかということに労力が割かれた。



 春雨ちゃんもお迎え。かわいい。



 E-1攻略後の面々。資源の増減は以下。

【開始前】

【終了後】

 バケツは37個消費。遠征を回しまくってたので資源は殆ど減ってなかった。
 攻略開始前は1日でサクッと終わるだろう……と思ってたら2日もかかってしまった。ちょっと今回調整おかしいんじゃないですか!? という思いを抱きつつE-2へ。

E-2「陽動作戦!北方港湾を叩け!」


 E-2は上ルートと下ルートの固定ルートがあるけど、夜戦は通りたくないので迷わず下ルート固定で行くことに。E-1から陸奥と木曾がアウト、代わって火力の高い夕立改二とヴェールヌイがイン。



 E-2は道中の敵が弱く夜戦を通らないマップだったということもあり、完全勝利の割合が高く簡単にボスに辿り着けた。ところが、である。あと一撃で撃滅できるラストはボスの幼女が最終形態になり、耐久値が500に上がる。



 駆逐2隻なのでどうしても削り切れない。ということで今作戦で初めて決戦支援を投入してみる。……がやっぱり削れない。何度出撃しても幼女が生き残る。うわようじょつよい。



 何度やっても埒が明かないので、火力があり砲撃戦が2巡する戦艦を投入してみた。夜戦がある上ルートを通ったけど無事故でボスに到達。あんなに苦労したボスの体力があっさり削れた。むっちゃん最高や! そしてまたもラストは熊野の攻撃で撃沈。熊野くんのドヤ顔が眩しい。



 大淀さんをゲット。この後E-3で大活躍することに。



 これにてAL作戦は終了。開始前はさっさと終わらせてMIや〜と思ってたけど予想以上に時間を食ってしまった……。しかし決戦支援を除くと投入した艦娘は飛鷹、千代田、熊野、三隈、陸奥、木曾、夕立、ヴェールヌイの8隻で終わらせることができた。MI作戦には総力戦で行けるやん! そんなふうに考えていた時期が(ry
 そう、E-6にはAL/MI作戦で使用した艦娘は投入できないことがこの辺で判明した。再び編成に頭を悩ませつつE-3へ。



 E-2攻略後の面々。資源の増減は以下。

【開始前】

【終了後】

 バケツは61個消費。ここも遠征を回しまくってたのであまり資源は減らずに済んだ。

E-3「決戦!MI作戦発動」


 先行攻略組からE-3はボーナスステージですよ! とかE-1、E-2とは何だったのか……という声が沢山聞かれたので楽しみだったMI作戦。




 初の連合艦隊システム。E-6のこともあるけど、当初の予定通り赤城、加賀、飛龍、蒼龍、金剛型を惜しみなく投入する。第2艦隊は大淀さんをトップに、「呉の雪風佐世保の時雨」の2人と航巡&重巡&雷巡の組み合わせで出撃。




 E-3、めっちゃ楽。
 AL作戦とは何だったのかという言葉通り楽。「圧倒的じゃないか、我が軍は」感が味わえる。途中索敵値が足りなかったのかボス前で2、3回逸れることもあったけど、道中もボス戦も滅茶苦茶圧勝できるので楽しかった。



 ボス削り途中で清霜もゲット。E-3最高や!



 ラストは大井さんがサクッと決めて終了。
 連合艦隊チュートリアル的側面が強いと言われていたけど、確かに特に苦労するところがなかった。こういうのでいいんだよこういうので。ただし資源の減りは半端なかった。




 E-3攻略後の面々。資源の増減は以下。

【開始前】

【終了後】

 バケツは40個消費。ただし燃料とボーキが約5000ずつ減ってしまった……。

E-4「MI島攻略作戦」



 E-4は上ルートと下ルートがあるけど完全固定ルートはないらしい。ただあきつ丸を旗艦にすれば最初のマスは確実に南に向かうということで、あきつ丸を旗艦にして挑むことに。



 このマップは特に羅針盤に翻弄された。ずっと南ルートだと簡単にボスに辿り着いてそのまま撃破できたけど、北ルートに乗ってしまった場合はお仕置き部屋に飛ばされることが数回。雑魚はそんなに強くないとはいえ、ボスに着くまで逸れないでくれと祈りを捧げた。



 ボス削り途中で初風ドロップ。お前……実在したのか……。



 ここもボス自体の耐久値は550(ラストは600)と非常に高いけど、取り巻きは雑魚なので割りとあっさり勝てた。最大の敵は羅針盤だった。   なおボーキ



 時津風ちゃんもゲット。ちなみに同時期に大相撲の元時津風親方の死去が報じられていて、どっちの時津風? みたいな光景がTwitterで見られたり見られなかったりした。



 E-4攻略後の面々(第2艦隊はキャプり逃していたので略)資源の増減は以下。
【開始前】

【終了後】

 バケツは41個消費。ボーキサイトがみるみる減っていく。

E-5「MI島確保作戦」

 MI作戦ラスト。


 飛龍を旗艦にするといい? みたいなことを聞いて旗艦に据えた。あと索敵値の問題から榛名アウト→筑摩イン。



 北ルート、南ルートともに初戦マスは潜水艦なので諦めるとして、北ルートに行った場合は夜戦をこなさないといけないので、羅針盤が北に行った場合は即撤退することにした。
 南ルートは初戦さえ抜ければ航空戦2回の後にボスなので圧倒的に楽。正直難易度的にはE-4よりも易しく感じるほど。ちなみに北と南、進む確率は大体4:6くらいの感覚だった。



 ボス削り途中で早霜ゲット。



 航空優勢取れればあっさり落とせるので、E-5は最初の羅針盤に全てがかかっていると言っても過言ではなかった。



 雲龍さんもゲット。何かエッチだ!



 MI作戦終了。終わってみれば支援を使う場面は一度もなく、AL作戦とは何だったのかという言葉通り、高い練度の艦娘と装備を整えて羅針盤が味方すれば苦労するところはなかった。   なおボーキ
 ここまでの難易度、実感としては E-3>>E-5>>>E-4>>>E-2>>>>E-1という感じ。AL作戦がしんどすぎた……。



 そして問題のE-6挑戦権を獲得。資源を再び貯め、十分に作戦を立てて挑むことに。




 E-5攻略後の面々。資源の増減は以下。
【開始前】

【終了後】

 バケツは21個消費。試行回数が少なかったせいで資源はあまり消費せずに済んだ(むしろ燃料は増えていた)。

E-6「敵別働隊を迎撃、本土近海防衛!」

 いよいよイベント海域ラスト……だけど開始前に早々とクリアした猛者の動画を見ていてひっくり返った。

 最後は戦艦棲姫を2隻相手にしなきゃいけないの!? いや無理だろうこれ……と絶望感に浸ってしまったけど頭を抱えていても仕方ないので情報収集。



 事前情報で軽空母2隻を入れるとルート固定できるということで、温存していた龍驤と千歳を投入。
 最後を仕留めて頂くのは我らが北上様で、戦艦の代わりに羽黒、妙高、利根を編成に加えてみることに。索敵値十分、火力も足りててコストもそんなに高くないだろうということで出撃。



 ここもE-1と同様に基本戦法は【祈る】。初戦の戦艦タ級でワンパン食らわないように祈る。2戦目の潜水艦で事故らないように祈る。3戦目の空母棲姫で(ry
 ただめでたくボスに辿り着いてもボスが落ちない。火力が足りていない、ということはない。戦艦棲姫になかなか攻撃が当たらないのだ。これはちょっと困った。



 ということで決戦支援を投入してみる。火力たっぷり。オナシャス。



 キター!


 キャー北上サーン!!
 という感じでボスを一応落とすことはできた。しかし、削るにしては資材の消費がでかすぎる……。毎回支援は出すけど、もちろん大破撤退することは何度もあるのでその分資源がなくなっていく。倒せても消費が重くのしかかる。どうするべきか、と思案していたらもう一つ編成例が挙がったので採用してみた。



 北上様と軽空母2隻はそのままで、戦艦3隻を組み込む編成。支援はなし。ただこれはあまり使いたくなかった。なぜなら戦艦を入れると空母棲姫のマスで2巡してしまい、大破の確率が圧倒的に増すから。そこで先人に習って軽空母にダメコンを積み、大破進撃してもいいようにしてみた。



 キター!



 戦艦編成は空母棲姫のマスさえ何とかなれば安定してボスを落とすことがわかったので、今度は北上様を最後に置いて更に確実にボスをスナイプできるようにしてみた。



 キター!!!
 ということで段々と光明が見えてきた。消費資材も毎回決戦支援を出していた頃に比べれば半分で済んでいる。これいけるんちゃう?



 ということでここまで削ることができた。ただしE-6攻略組に聞くと口を揃えて「削りきってからが本番ですじゃ……」というのである程度覚悟して望むことにしたけど、ここからが長かった。



 あああああぁぁぁあぁぁぁあああ



 やはりラストダンスに決戦支援は必須。ここまできたら資材はケチっていられないので残りの戦力を惜しみなく注ぎ込む。



 キター!!



 あああああぁぁぁぁああぁぁぁあああああああぁぁぁぁああぁぁぁああああああ



 のおおおおおおぉぉおおおおおおおおおぉぉおおおおおおおお



 ………………………………………………………。
 ラストダンスからが本番というのは本当だった。マジでダイソンに吸い込まれる。このマップを作ったのは誰だあっ!



 それから何度目かの出撃。北上様のカットインが2匹目のダイソンに突き刺さって一発撃沈。残るのは戦艦棲姫と戦艦のみという二択の場面で、武蔵が戦艦棲姫に連撃を決めてTHE END。長く果てしない戦いに終止符が打たれた。



 磯風ゲット。苦労したせいもあってか滅茶苦茶かわいく映る。



 しんどさでいえばゲージ回復があった去年の秋イベントがとても辛かったけど、このE-6は別の意味で辛かった。どんなにキラ付けしても大破するときは大破する。帰投したらまたキラ付け→出撃→キラ付けということを繰り返していたので、どう攻略するかという部分に頭を使うより、できることをやってるんだというアリバイ作りのためにキラ付けしていた感もあり、ストレスが溜まる海域でもあった。
 あとはGAME Watchの総括にあるこの部分に同意。
「艦これ」2014年夏イベント プレイガイド最終回 -本土近海邀撃戦- - GAME Watch

もう1つは、各作戦で戦力が分散する二正面作戦だ。これはやり方としては面白いと思うのだが、事前に「二正面作戦」と告知しておいて、結果的に三正面作戦になるというのがいただけない。「艦これ」公式Twitterのイベント前の告知に、「最深部へ進攻する提督方は、不測の事態に備え、艦隊戦力を温存しておくことも重要です」とあったが、それで戦力を3分する必要があると気づく人は少ないだろう。

 情報なしに先行し、1番頑張った提督が最後で苦労する羽目になるという、だまし討ちのような形になってしまったのが残念だ。出撃艦隊の縛りなしでも十分に高難度な海域だけに、事前にそこまで隠さないで存在を明かしておくか、三正面ではなく後日の別戦場という扱いでもよかったのではないだろうか。

 はい。

あとは今後のイベントの充実にも期待したい。ここまで大掛かりなイベントとは言わないまでも、せめて月に1回くらいは何かしら取り組めるものがあると嬉しい。イベントがない時は、資源集めと任務をこなすだけになりがち。サービス開始から1年以上が経過し、そろそろやることがなくなり飽きが見える提督もいる。

 そう考えるとアルペジオとのコラボイベントは非常に楽しかったなと思う。またああいうイベントやりませんかね……。もうストレス溜めたり祈り続けるのは疲れた……。



 E-6攻略後の面々。資源の増減は以下。
【開始前】

【終了後】

 バケツは133個消費。ボーキはそれほど消費せず、燃料、弾薬、鋼材が各25000前後ずつ減った……。


【E-1開始前】

【E-5終了後】

 おわかりいただけただろうか。
 こうして比較するとE-1〜E-5の消費量をE-6の消費量が上回っている……なんて海域だ……。まぁ出撃回数4,50近かったので致し方ないとも言える。さらばE-6、もう会うことはないだろう……。

まとめ

 記録を取って判ったことがあった。


 そうこれ。大破するととてもつらい(by霊帝)のだけど、客観的に振り返ることができた。でもストレスは溜まる。


当たり判定ゼロ インターフェイス・コミュニケーション

そういや前にも言った気がしますけど、ネトゲってのはスクリーンショットキッチリ撮っとくと、それだけで後年アルバムみたいに楽しめるので面倒臭がらず撮っとけよー、撮っとけよー。インターネットは失われた青春の代償行為になりえるんですよ。

 仰る通りで面倒は面倒だけど、こうやって記録を残しておくと確かに楽しめるなーと思った。また次のイベントがあったらやってみようと思いました。おわり。


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2014年春アニメ作品を中盤まで見た感想

 アニメの話をします。
 4月からスタートした今期のアニメも現在は大体6、7話を迎えたあたりで、1クールものなら折り返し地点。各サイトでは現在放送中の人気アニメランキングなどが上がっていました。
14年春アニメランキング:圧倒的な女性支持で「ハイキュー!!」首位 レコチョク調べ - MANTANWEB(まんたんウェブ)
2014年春アニメ作品TOP20のアンケート結果発表!それに対するフランスの反応はいかに!?|おたぽる
CHARAPEDIA 【アニメファン10000人に聞いた、今後の展開が楽しみな2014年春アニメ作品は?】
「春アニメ2014、何を見ていますか?」アンケート開始! すでに大混戦中 | アニメ!アニメ!
 納得いくものもあればそれ低すぎない? というものもありますが、まぁランキングとはそういうものだと思います。記事を読んでいると自分も何か書きたくなってきたので、視聴中のアニメの印象を書いてみようと思いました。


 その前に1つだけ気になるニュースがあったので触れておきます。
2014年春アニメのアニソンをピックアップ 人気声優のデビュー曲から、美しい世界観の洋楽まで - はてなニュース
春アニメは名曲揃い! アニソンライターが選ぶ必聴のOP&ED10曲+1 | ダ・ヴィンチニュース
 誰も「彼女がフラグをおられたら」の主題歌、「クピドゥレビュー」を挙げていない!! ガッカリしました。

 めっちゃいいと思うんですが……駄目ですかね。こんなに素晴らしいのに。自分だけでも良かったと主張していこうと思います。

クピドゥレビュー(初回限定盤)(DVD付)
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売り上げランキング: 645

1話が面白かったので視聴継続しているアニメ


 滅茶苦茶面白いです。中学の時に初めて読んで、こんな面白い漫画があるのかとハマった原作厨ですが、それを差し引いても面白いと思います。
 ノイタミナは基本的に1クール全11話のため、かなり駆け足気味のテンポで削られるシーン*1もありましたが、それでも見たかったところを拾ってくれていると思います。オリジナル要素に関しても、ドラゴンの彼女が出ると聞いた時は「は?」と首を傾げましたが見続けていくうちにこれはこれで悪くないと思いました。
 原作では描かれなかった各キャラの掘り下げも好きです。6話ではキャプテン大田や真田、チャイナたちのクリスマスのエピソードが描かれてるのですが、チャイナの愛されっぷりといったらもう。あと江上。
 アニメ化して欲しい(できれば湯浅監督で)けど無理だろうな(そもそも映画があったからそういうメディア展開はもうないだろう)とずっと思ってたところに、今回のアニメ化が発表された時は神に感謝しました。ありがとうノイタミナ。ありがとうコロ助の人。


 とても面白いです。1期の放送はもう8年前になりますが、あの頃と変わらない雰囲気に感動しつつ観ています。
 長濱監督を始めとするスタッフへの信頼感がとても大きいです。作画が凄い、美術が素晴らしい、音響が凝ってる等々良い点を挙げていけばキリがないですが、こんな文章を読むよりも本編を観てもらったほうが早いと思います。
 週末の夜に暗い部屋でお酒を飲みながら見て、そのまま眠りにつきたくなります。


 面白いです。1期に引き続いて観てます。穂乃果が生徒会長という幕開けは、夢オチだなと思っていたらそうじゃなかったのでビックリしました。
 2期は2年生組以外のキャラクターをクローズアップするような話が多いと感じました。5話だと修学旅行に行っちゃいますし。凛ちゃんが好きな自分としては凛ちゃんメイン回があって良かったです。ひたむきに頑張る少女たちを観ているとアイドルを応援したくなる気持ちがわかります。画面は華やかだし映像はリッチだし音楽は素敵だし何も言うことがないです。


 面白いです。放送前は全くのノーマークでしたが好きなアニメです。
 設定を聞いた時は「博士の愛した数式」を連想しましたが、友達のことで一喜一憂する年頃の子が友達の記憶だけを失うなんて辛い話では……と思いきや長谷くんを始めとする、藤宮さんの周りの子がみんないい人達で安心しました。1週間ごとに友達の記憶を失うというのはいい意味で物語に緊張感をもたらしますが、それを徐々に克服して世界を広げていく藤宮さんを観ていると応援したくなります。
 でもこれって藤宮さんが可愛いから話が成り立ってるけど、長谷くんが藤宮さんのこと何とも思わないような顔だったら……と我に返る時がありますが考えないことにしています。


 面白いです。こちらも放送前はキャラデザの印象で見ることはないだろうなと思ってただけに嬉しい誤算です。
 ブシロード作品に数多く出演されている声優さんが揃っているし、中身はカードゲームを扱ったホビーアニメだなと思っていたら、よくあるホビーアニメにツッコミを入れていく感じのメタアニメでした。わかりやすく言うとカブトボーグです。

 正直一発ネタで終わると思ってたら意外と話が広がっていって見逃せません。10分アニメですし気楽に見られるのが大きいです。何よりこれがEテレで放送されていることに驚きました。いいのかNHK


 面白いです。1期に引き続いて観てます。
 ジョジョは3部から読み始めた世代なので思い入れ的には1期の時よりもある感じです。早くあの名場面も観てみたいと思わせてくれる出来で、特に何も付け足すことがないくらい安心して観ています。スタッフへの信頼感がとても大きいです。


 面白いです。バカアニメです。
 落ち込むことがあってもこれを観るとあまりの馬鹿馬鹿しさに笑ってしまい元気が出てきます。これを「ハイスクールD×D」のスタッフが手がけていることを知って物凄く納得しました。中学生が考えたような設定やエロギミックを自分よりも年上のえらい大人たちが大真面目に作っていると思うと自分も頑張れます。


 癒されます。安心と信頼のまんがタイムきららアニメです。
 かわいいは正義と言わんばかりに画面いっぱいにかわいいが詰まってます。かわいいかわいい言ってる間に30分が終わります。内容がないと批判する人もいると思いますし、実際そうかもしれません。しかしかわいいというだけでここまで楽しんで見られるのであれば、個人的には何の問題もありません。


 癒されます。
 ゲームは未プレイですがアニメを観ているとここでチュートリアルかな、とか最初のクエストかな、といったあたりが想像できます。世界観はファンタジーですが魔王を倒しに行くとかそういう内容ではなく、辺境の小さな街で人の役に立とうとするエスカたちが仕事などを通して街の人と触れ合う様子が描かれていてほっこりします。そういう意味で言えばこれも日常アニメだなと思います。


 面白いです。
 これもファンタジーですが、異世界召喚ものと言ったほうがいいのかなと思います。チェスの時は頭にはてなが浮かんだりもしましたが、しりとりゲームの回はよく考えて作られているな〜と感心しました。自分の頭では解説を見て理解するのが精一杯でした。ストーリー自体はイマニティの救世主としてゲームに勝ちまくっていくという感じでシンプル。何よりキャラがいいです。空と白のさくら荘コンビもいいですが、ステフやジブリールも生き生きしてます。声優さんの力はすごいと思います。


 面白いです。
 最初はラノベラノベした設定のストーリーでついていくのがしんどそうだと思いましたが、延珠ちゃんが可愛いので見続けています。日高里菜さんの演じるロリキャラ素晴らしすぎる……。幼女がメインに描かれますが、幼女がボコボコにされたり疎まれたりといった設定はつらいものがあり、ガンスリンガー・ガールを思い出してしまいます。原作は未読ですが、ティナちゃんのように多くの幼女が救われる話になってほしいと思います。


 面白いです。
 フラグといったものがパロディに扱われだしたのは良いのか悪いのか、という思いもありますが「秋桜の空に」などのエロゲを送り出してきた竹井10日氏がこういう話を書くというのは色々感慨深いものがあります。
 毎話のように新しいヒロインが追加されるので名前を覚えるだけでも一苦労ですが、どれも強烈なキャラクターなので見分けがつきます。しかもみんな主人公に甘い。シリアス成分もあるにはありますが、基本的にはコメディなので気楽に見れています。そして主題歌がいい。


 面白いです。全然チェックしてませんでしたがいいと思います。
 原作とは異なり第1話は物語の前日譚ということでしたが、これがとてもよく出来た導入部になっていてこの試みは正解だったと思います。ヒロインのニケの魅力がいっぱいに描かれていて、これからどういう展開を起こしていくんだろうというワクワク感をもたらしてくれます。観てない人はとりあえず1話だけでも観てほしいと思います。ニケとリビが惹かれ合っていく様子はニヤニヤして観てしまいます。おねショタでも一向に構いません。
 ニケ役は最初横山智佐さんがナレーションからそのままやってるのかと勘違いしてしまいました。前田玲奈さんの声いいと思います。横山智佐さんと平野綾さんを足して2で割ったような感じの声みたいな感じです。歌も上手いし今後が楽しみです。


 初回は面白かったです。
 ゲーム廃人の七々々よりも主に天災ちゃん目当てで観ています。天災ちゃんかわいい。というかタイトルにもなっているのに七々々の見せ場があまりない……。裏方に徹したままで終わってしまうのか。主人公と思しき重護くんも家庭がらみで色々問題を抱えてそうですが、困ったことにあまり興味が惹かれないです。
 今のところ最終回はどこに着地するのだろうという部分が気になってしまいます。絵が綺麗なので視聴継続しているという感じです。

1話の印象はそれほどでもなかったけど面白くなってきたアニメ


 段々面白くなっています。

 放送前に公開されていたPVがもう見るからに不穏な内容を予感させるもので、中身も実際そうでした。しかしバトルで負けた時のペナルティがあまりにも惨い。「まどか☆マギカ」とか「幻影ヲ駆ケル太陽」のような少女たちに辛い試練が降りかかるみたいなストーリーを想像していましたが、それよりもキツいんじゃないかと思える内容で今のところまだ希望が見えません。でも少女たちの行く末が気になって目が離せません。アキラッキーのキャラも凄くいいと思います。アキラッキー好きです。
 唯一気になるのはこれがカードゲームの販促になっているのかどうかということですが、それは視聴者の心配する部分ではないなと思いました。


 ハードSFだと思って観ていたらラブコメになっていた。な…何を言っているのか(ry という具合に面白くなっています。
 フルCG作品の分野では「蒼き鋼のアルペジオ」が昨年ありましたが、この「シドニアの騎士」も同じくフルCG。技術も進歩したもので、ロボットは勿論人間も殆ど違和感なく見られます。星白可愛い。採尿で顔を赤らめたところなんか神がかっていたと思います。かと思えばあっさり重要なキャラがポンポン死んだり気が抜けず、緊張感が漂うアニメになっていると思います。SFだけど難しいこと考えなくても楽しんで見れますし、これも行く末が気になってしまいます。


 段々面白くなっています。
 設定を見た時は「ダンガンロンパ」かな? と思いましたが別に裁判とかやらないし標的は1人なので共通点は学園内で人を殺すことくらいでした。集められた暗殺者たちはそれぞれに事情を抱えていて殺しを行うのですが、毎話少女たちのドラマが描かれていて切なくなったりします。まぁ快楽殺人者もいますが。ホントに暗殺者か? と思いたくなるくらいポカをやらかす兎角さんのポンコツっぷりがいいし、ヒロインヒロインした晴もかわいいです。これは兎角さんも守りたくなる。
 しかしこのアニメは眼鏡っ娘に対して厳しすぎると思います。


 面白くなっています。律ちゃんが可愛いので観ています。
 下宿先に一目惚れした学校の先輩がいて、一つ屋根の下でラブなコメを展開する(でも他の住人は全員変人)という、身も蓋もない言い方をすれば「めぞん一刻」ですが、距離が近くなっていく若者たちを観てニヤニヤしています。普段無表情な律ちゃんがふと見せる笑顔とか上目遣いの顔とか破壊力が高すぎて健全な思春期の男子でなくてもやばいです。可愛いです。


 面白くなっています。
 舞台が「戦争が終わった後」というところがいいです。榊一郎氏の小説のアニメ化といえば昨年「アウトブレイク・カンパニー」がありましたが、王道を行かず一捻りあるファンタジーなのが氏らしいと思います。チャイカは片言で何だこの子!? という目で見ていましたが、チャイカの目的が明らかになるとストーリーがグッと見やすくなりましたし、段々この片言にハマってきました。「うい」とか「肯定」いいと思います。
可愛すぎる片言に中毒者続出!『棺姫のチャイカ』の“チャイカわいい”セリフ集 | ダ・ヴィンチニュース
 紅チャイカも登場し、いい感じにミステリアスな要素が出てきて目が離せなくなってきました。2期もあるそうですが観るつもりです。

百合アニメ枠

 前期は「桜Trick」がありましたが、今期もいい感じに百合成分のあるアニメが多くて良いです。


 1期に比べてにこまき多めな感じがします。勿論それ以外のカプも充実しててベネ。



 2人の武器職人が1人の武器を取り合う。必然的に三角関係に、と思ってたら想像以上に百合百合したアニメだった。


 ソフト百合の総本山まんがタイムきらら


 「世界中を敵に回しても君を守る」を地で行く兎角さんだけど守られているのは兎角さんのほうではと思えてきた。



 「コミック百合姫」連載作だけどそこまで濃厚な辛みはなくソフト。4分で終わってしまうので物足りなさも。


以上です。

【関連】
http://kousyou.cc/archives/6325
「今期アニメ評価ランキング」の決定版ができたよーーーー!!!!!:ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
http://upatea.sakura.ne.jp/log/eid1335.html

*1:ペコがゲーセンに入り浸るシーン等々

最近遊んだゲーム(主にケロブラスター)

 Twitterを開くとネガティブなことを書いてしまいそうな精神状態なので、ちょっと距離を置いて日記を書くことにしました
 色々書きたいネタも溜まってますが、とりあえず最近遊んでるゲームの話をしようと思います。

ケロブラスター

 日本のみならず海外でも人気の「洞窟物語」を手がけた開発室Pixelの新作ということで注目されていたゲーム。自分も「洞窟物語」は好きでよく遊びました。携帯機でやりたいなーと思ってたらDSiウェア版が出たのでそれも買う程度には好きなゲーム。

 PLAYISMApp Storeで配信とのことだったけど、やっぱりゲームパッドで遊びたいと思ったのでPLAYISMで購入しました。


ケロブラスター レビュー - 上達するから楽しい。丁寧に作り上げた古典的アクション
ケロブラスターのレビューと序盤攻略 - アプリゲット
洞窟物語作者の新作『ケロブラスター』を遊んで気付いたこと - Togetter
 もうすでに色んなところでレビューが上がってるので特に何か書く必要もない気がしますが、まぁとにかく面白いです。ソーシャルゲームすらどんどんリッチになっていく現在から見ればグラフィックはチープかもしれないけど、それがウィークポイントにはなってない。BGMも味があるし「洞窟物語」の時のことを思えばマップで迷う部分がなく、初心者でもすんなり遊べる内容だと思います。操作方法もスマホ前提なのかシンプル。ジャンプした時に下方向にショットできればな〜と思う場面もあるけど、そこは多分スマホでの操作を考えて削られてるのかなと。

 ボリューム的には2〜3時間もあればクリアできてしまうので、もうちょっと欲しいと思ってしまう分量ですが個人的にはこれで充分。隠し武器を求めて2周目も行けるしタイムアタックもあるので値段分以上の元は十分取れます。
 派手さはないけどガッツリ楽しめる、質実剛健という言葉がぴったりなゲームだと思います。


『ケロブラスター』の世界設定と物語を自分なりに解釈してみた - ニカイドウレンジ公式ブログ
 こっちはゲーム終わった人向けの記事。ここまで考えて遊んでなかったので面白かったです。


 で、このゲーム。2周目が終わったあとはボスラッシュのタイムアタックモードが出現するのですが、プレイの大半はこれやってました。すぐ終わるので何回もトライしてしまいます。

 初めてトライした時は5,6分かかったけど、動画を参考に3分切りを目標にしてたらここまでこれました。


 と思ったら2分を切る猛者が登場。何だこの攻略法!?

 運も絡みますが、動画を参考にしつつ何度も挑戦します。

 うおおお2分切れた!!

 更に記録更新。遊んでて気がついたけどタイムアタックを繰り返すごとにリザルト画面が賑やかになっていきます。

 そろそろ限界が見えてきた。鬼門になるのはスーパーサーバー511のところ。運が絡むので1ターンで倒せない時はやり直し。あとその次のボスで時計のとこに乗っかるタイミングが難しくてよく失敗します……。


 そして遂に動画記録の1'36"60を抜く。やったぜかーちゃん。

 が、安息もつかの間。動画をチェックしてると今度は1分30秒を切る人が。

 いやもう無理です。でも楽しかった。


【関連】
Studio Pixel
ケロブラスター&ケロリズム
全要素がスマホ向けにフルチューニングされた至高のアクション。それが『ケロブラスター』だ―『ケロブラスター』レビュー(ニカイドウレンジ) - もぐらゲームス

艦隊これくしょん

 まだ遊んでます。ゲーム自体は先月に1周年を迎えましたが、自分は去年の6月からプレイを始めたので来月で丸1年になります。なお現在の鎮守府はこんな感じです。

 ウチにいない艦娘は今のところ初風、大和、Bismarckの3人。初風は春イベントで掘った*1のですが結局出ず、今は3-4を周回してます。大和とBismarckは大型艦建造を回す必要がありますが、そんなポンポンできるものでもないので資源が貯まったら回す→出ない、を繰り返してます。


 春のイベントは楽しかったです。ボスのゲージが回復しないというだけでこんな楽になるのかと思いました。
 さすがにE-5のボスは倒すのがキツく、撃破に必要な装備を開発しては即投入するといういっぱいいっぱいな有り様でした。普段まともに開発してないツケが回ってきた感じですが、アイアンボトムサウンドの時を思えばまだ楽しんで遊べました。

【イベント開始前】

【E-5終了後】

 加賀さんめっちゃ活躍してくれました。加賀さん愛してる。ところで今回特徴的だったのはその加賀さんの轟沈をよく目にしたことです。制空権を取る必要があるので46のスロットに烈風改を積むのですが、そのまま轟沈させてしまった提督がかなりいて何とも言えない気持ちになりました。
艦これ春イベント 空母加賀さん撃沈録 - Togetter
 しかし攻略に加賀さんがほぼ必須ということは、それだけ編成にも縛りが生まれてしまうということで、その部分を指摘する提督がいました。

 今回のイベントでは零式水上偵察機/観測機が強化され、昼戦連撃&弾着観測射撃が取り入れられて航空戦艦の時代がきたのは良かったのですが、次のイベントの時はもうちょっといろんな編成でも挑めるようになってるといいな〜と思いました。


 あと、他にいろんな問題点を挙げる人も出てきましたが、1年も続けばまぁこういう声も出るだろうなという感じです。
『艦これ』1年目で感じた5つの問題点
[艦これ]それは本当に"問題点"なのか? - 幻蒼城:蒼城虚言帖・改式
【#艦これ】「艦隊これくしょん」運営の抱える問題 - Togetter
 でもこういう議論が起こること自体、ゲームが盛り上がっている証拠なのでいいんじゃないでしょうか。正直5年後も艦これやってるか? といわれると遊んでる姿が全く想像できません。アニメが終わって徐々に熱が冷めていってログインしなくなっていく未来は容易に想像できますが、ゲームなんてそんな先のことを考えながら遊ぶものでもないので飽きるまでは続けようと思います。

その他

 コンシューマは去年「GTA5」をやったくらいでそれ以来は何もやっておらず、積みゲーはあるけどなかなか崩せない状況です。
 スマホでは「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」と「魔法使いと黒猫のウィズ」をちょこちょこ遊んでますがどちらも難ありのゲームという印象です。
 ソーシャルゲームは「アイドルマスターシンデレラガールズ」、「アイドルマスター ミリオンライブ!」、「ナイツオブグローリー」、「とある魔術の禁書目録 頂点決戦」、「神撃のバハムート」、「ToHeartハートフルパーティ」あたりを登録してますが、殆どログインボーナスをもらうだけの日々が続いています。
 こちらからは以上です。

*1:通称E-6